宅建士を目指すうえで必要な勉強は300時間程度といわれている。その300時間を何の科目の勉強に使うのかを見てみる。
出題範囲
何の科目を勉強するのか見てみる。出題科目は4つ。
- 権利関係 14問
- 宅地建物取引業法 20問
- 法令上の制限 8問
- 税金・その他 8問
合計50問あり、概ね7割程度とれば合格となるようだ。
権利関係
ここは民法などの契約に関する内容が問われる。不動産取引に限らない契約一般についてや、不動産の売買や賃貸の契約に関することや、相続など様々な契約に関すること学ぶ。
内容的には法律がどのような人を保護をしているのか、知ることができるいい機会である。どういう条件だと保護されるのか、どういう場合は、保護されないのか。常識的な感覚で考えればいいだけなのだが、後は法律用語とその解釈をスムーズにできるようにならないといけないなと感じる。
宅地建物取引業法
ここでは宅地建物取引業法の内容が問われる。宅建業者として守るべきこと、宅建士として守るべきこと、など実際に仕事するときに頭の中に入れておかないといけない、取引のプロとしてのルールを学ぶ。
宅地建物取引業法では前に勉強した旅行業法と同じような欠格事由などがあるので、その点は勉強しやすい。内容もそれほど難しくないため、慣れれば得点源にできると期待している。
法令上の制限
ここでは、土地の利用に関する制限を定めた法律に関して学ぶ。行政がある土地を住宅専用と指定していたら建てられる物件は何か、家を建てるときに建蔽率や容積率の計算など多岐にわたる。
ここはひたすら覚えないといけない科目。特にどの土地に何を建ててもいいのかというのは丸暗記しないといけない。簡単な計算問題も出るので、如何に問題になれるかもカギになりそう。
税金・その他
最後の税金に関するところは、不動産取引に関して発生する税金に関する出題。その他のところは不動産鑑定価格や景品表示法など、幅広く網羅しきれないくらいの量があるが、出題数は少ないという科目。
ここは内容があまりに広くてついていけない。その割に問題数も少ないので、他をまず確実に解けるようにして、そこから対策に入ることになるだろう。
合格ライン
合格ラインは年により異なるが、概ね7割程度といわれている。合格が取れればいい試験なので、7割を目指せばいい。7割をとるために、どこに注力するのかは重要になる。
何はともあれ、時間が少ないので、早く勉強を軌道に乗せないといけない。
これから勉強していった内容のうち役に立ちそうなものを順番に上げていきたいと思います!!